ホラーコメディ『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』
2014年公開のホラーコメディ『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』を観ました!
ポスターに入居者募集中と書いてありますがぜひ入居したいです。
非常に面白い映画でした。ホラーコメディの中でもクオリティが高い作品。
・あらすじ
ニュージーランドの首都ウェリントン。陽気な379歳のヴァンパイア、ヴィアゴは、1件の屋敷をヴァンパイア仲間4人でシェアして暮らしていた。彼らは日が暮れると起きだし、夜な夜な外へ繰り出しては遊び歩く愉快な日々を過ごしていた。そんなある日、長老ヴァンパイアのピーターが大学生のニックにうっかり噛み付きヴァンパイアに変えてしまう。こうしてシェアハウスに新たな仲間として加わった新米ヴァンパイアのニックだったが、ヴァンパイアのルールに無頓着で何かとトラブルの種に、ついには、人間の親友スチューを勝手にシェアハウスに招き入れてしまい…。
映画 シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア - allcinema
(オールシネマ様より引用)
感想 ※ネタバレあり
・モキュメンタリー
物語はヴァンパイアのシェアハウスに撮影に来たカメラ目線で進んでいる、いわゆるモキュメンタリー風。そもそもヴァンパイアなのにその取材を受けてしまう4人のゆるさが良いですね!ホラー界ではPOVなどが流行りなのでホラーコメディもその流行が来たのかも?
・ヴァンパイアのルールもいろいろ大変。
「血以外を食べちゃだめ。」
「招待されないと建物に入れない。」
などなどオーソドックスなルールからマイナーなものまで出てきます。ニンニク、十字架が苦手だったり、日の光を浴びてはいけないなど色々と注意しなくてはいけないことがあるわけです。ヴァンパイアも大変ですね。しかし、そこは「使い魔」の女性がいていろいろ手助けしてくれています。
フランシス・フォード・コッポラ監督の『ドラキュラ』では、「故郷の土がないと眠れない」というルールが語られていましたがこの映画では採用されなかったみたいです。調べてみるとほかにもルールあるのかも。
コメディ映画ではあるけれど、こういった基本を守ってくれるのは監督のこだわりを感じますね。
・いろんな種族がでてくる。
ヴァンパイア以外にもオオカミ人間、ゾンビ、ヴァンパイアハンターなどの種族が出てくる。ゾンビ、オオカミ人間たちとパーティも開催していたりして非常に楽しそう。もちろん我らが人間代表のスチューも重要な役割を担っています。スチューは良いやつです大好き。ヴァンパイアハンターはいいな~。
・ちゃんとこわいシーンもある
血がドバドバでたり、人間ニックを屋敷の中で追い詰めていくシーンなどはわりとこわいです。狂気を感じるようなシーンもあります。
ホラーコメディの中でもクオリティは高いと思います。陽気で笑えますし、こわいの苦手な人も安心してみれます。明るい映画なので友達と一緒に観るのにも向いてるかと思います。
この笑顔を素敵だと思ったなら観てみてください!
余談。
この映画を観てある一つの疑問が浮かびました。それは、「ヴァンパイアとドラキュラの違いってなんぞや?」ということ。
ヤフーでググてみると、どうやら
ヴァンパイアと言うのは、血とは限らず生き物の精気を吸ってエネルギーとする怪物。
ドラキュラはブラムストーカーの小説に登場する吸血鬼の名前。今日の吸血鬼のイメージはこの小説と、映画で主人公を務めたベラルゴシやクリストファーリーの影響が強い。ちなみにドラキュラはルーマニア語で「ドラゴン(悪魔)の子」の意味。
ドラキュラ以前に同じ様な吸血鬼(ヴァンパイア)キャラクターで「吸血鬼カミーラ」がいる
ちなみに、バンパイアはルーマニア語でノスフェラトゥとも言う。吸血鬼は不死身であるので(とはいってもドラキュラ伯爵はびっくりするくらい弱点が多い)、日本ではノスフェラトウは一般に不死者と訳される場合が多い。
(yahoo知恵袋様より引用)
と、いうことらしいです。ヴァンパイアのほうが元なんですね、知らなかったです。吸血鬼カーミラは『ガラスの仮面』で亜弓さんが演じていましたね!
また一つ賢くなったアンヂでした、お読みいただきありがとうございます。