トリコじかけになる

観そうでみない映画・本・漫画etc.を紹介していくブログ

14歳のリアル『リリィ・シュシュのすべて』ネタバレ感想

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9月までに夏っぽい映画を何本かみようかな~と思っていたのですが、全然暑くないので雰囲気でない!というか寒い!急な温度の変化で体調くずしそう。皆さんもお気をつけてくださいね、どうもアンヂです。

 

『リリィシュシュのすべて』を観ました。2001年公開。監督・製作 岩井俊二

 

観終わったあと、心にどーんとしたものが乗っているような、穴があいているような気分になった。岩井俊二監督は14歳の心情をあまりにもリアルに描いている。なので少なからず嫌悪感を抱く人もいると思う。

 

 

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『キングオブコント2015』決勝進出者発表についてひと言。

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江ノ島観光に行こうと思ったら2年連続雨でへこんでいる、どうもアンヂです。

 

今年もキングオブコントの季節がやってきましたね!KOCの時期になるともう秋だなーと思います。決勝10組が決まったのでそれぞれのグループについて書いてみます。

 

 

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最近ハマっているものとか。

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体調崩してしまい、更新滞っております。急に涼しくなったからでしょうか、皆さんもお気をつけてくださいね。

 

私は一つのことに集中できない性格でして、わりと手広く進めてしまう癖があります。いまも購入したDVDがありながら、HULUでウォーキングデッドを観始めてしまっている状況。なので一旦興味あることを書き出してみようかなと思います。ハマっているものの紹介的な。

 

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今年もあいつがやってくる・・・『稲川順二の怪談ナイト』に行ってきました

どうもアンヂです。

今年で23年目を迎えた夏を代表するホラーイベント『稲川順二の怪談ナイト』に行ってきました。

 

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「今年もあいつがやってくる・・・」ってキャッチコピーが面白い。

 

稲川淳二先生が姿を見せた瞬間に起こった拍手と「じゅんじー!」と叫ぶおっさんをみてどれほどにこの人が愛されているか理解しました(笑)ちなみに私は初めての参加でした。

 

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リメイク版『キャリー』ネタバレ感想

 

 

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2013年公開『キャリー』を観ました。

1976年に公開されたオリジナル版のリメイクです。オリジナル版もだいぶ前に視聴済み。

 

オリジナル版キャリーはかなり思い入れがある作品。ホラー映画を観始めたころに観た映画だったのでまだあまり耐性がなくめっちゃ怖かったのですよ・・。思い出深い作品のリメイクなので少し敬遠していたのですが、なんとこの映画クロエ・グレース・モレッソが出ているじゃないですか!何が起こったかわからねぇが俺はレンタルしていた!というわけで感想です。

 

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『新・耳・袋 あなたの隣の怖い話』 感想

『新・耳・袋 あなたの隣の怖い話』を読み終えました。

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・感想

 

 まさしく現代百物語という内容で読み進めていくうちにどんどん不思議な世界に引き込まれる感覚が・・・。テレビで芸能人が話すような山あり谷ありオチありの話ではなくて、怪異を集めた本なのでオチがないような話も多い。リアルな怪談とでも言うべきでしょうか。

 

個人的に面白かった話を挙げてみると

 

第25話 峠のホットドッグ屋

第34話 ハトのでる家

第40話 女だけに見えるもの

第54話 8ミリ・フィルムの子供

 

怖さでいうと「ハトのでる家」が怖かった。部屋にハトがでると思ったら、人の笑い声がハトの鳴き声に聞こえていたという話。こえー。

 

 

一晩で100話すべて読破すると不吉なことが起こるといわれている「いわくつき」の一冊。昨夜一晩で読破しました。結果、いまのところ不吉なことは起こっていません。ラッキーなのかアンラッキーなのかわかりませんけどね。

ただ、100話読むと怪異が起こると知っていたので、90話目を超えたらへんから読み進めるのめっちゃ怖かったです(笑)読み終えた瞬間になにか起こったらどうしようとビクビクしながら読めたので大いに楽しめました。

新耳袋シリーズは文庫版で第10夜まででているので、そちらも随時読んでいこうと思います。

いわくつきの本を手に入れました『新・耳・袋 あなたの隣の怖い話』扶桑社

どうもアンヂです!

 

私は古書店にてお仕事をさせていただいているのですが、今日買取でこんな本が売られてきました。

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『新・耳・袋 あなたの隣の怖い話』扶桑社/1990

 

オカルトファンの方なら知っている人も多いと思います。

数ある新耳袋シリーズの中でも初期の作品らしいですが、この本「いわくつき」の本なのです。

 

どういう「いわくつき」かというと、この新耳袋シリーズには現代百物語という副題がついており、100話の怖い話が収録されている書物なわけです。

しかし、1998より刊行されているメディアファクトリー新耳袋には99話しか怖い話が収録されていません。それはなぜか。100話読み終わった読者の方からたくさんの怪異が寄せられたためです。元来、百物語をすると怪異が訪れるといいますがこの本を読めばそれを体感できる、そういう不思議な怖い本らしいです。

 

 

amazonで5千円くらいするから希少な本の部類に入るっぽいので出会えたのも何かの縁ですね。もちろん購入してきたのでいまから読んでみたいと思います。感想はのちほど記事にします。不思議な体験ができたらそれも書いてみようと思います。お楽しみに。