ついに開園!『ジュラシック・ワールド』
8月6日公開の映画『ジュラシック・ワールド』を観てきました
あのジュラシックパークが開園してる!予告編を観たときの印象はけっこうな衝撃でした。
映画の中では1から何年経過しているのかはわかりませんが、1が1993年。20年以上のときを経て開園したわけですね、感慨深い。
あんまり話題作に飛びつくタイプではないのですが、この映画だけは観たかった。
監督はコリン・トレヴォロウ。製作総指揮がスティーブン・スピルバーグです。監督はこの映画で二作目という新人監督さんなんですね。
より楽しむためにジュラシックパーク1~3はしっかり予習してから行きました!1が面白いですね。
ちなみに2D字幕版でみました。3D版は料金高いし、目疲れるので。。
・感想 ※ネタバレあり
●面白かったところ。
ジュラシックワールドが楽しそう
ジュラシックワールドの中を兄弟二人が歩き回るんですが、それだけでワクワクする。
恐竜とのふれあい広場とかいってみたいよ!モササウルスショー(下の画像)みたいのもあるし。カプセルに入って草食動物のいるエリアを回ったりできる。けど冷静に考えればこわいよね。
インドミナスレックス
恐竜がたくさんいるとはいえ、みんな目が慣れちゃう。
じゃあ新種の恐竜を誕生させちゃえ、ということで誕生したのがインドミナスレックス。色々な生き物の遺伝子を配合させているために蛇のように熱を探知したり、擬態したり、体温調節とかできる。しかも頭が良いのでタチが悪い。案の定、檻から抜け出し手が付けられなくなってしまいます。
こいつの暴れっぷりが良い。まさに無双していってくれるので楽しい。ラストの戦いは超テンションあがった。
パニックサメ映画の『ディープブルー』の人間の知能を持ったサメしかり、このインドミナスレックスしかり人間の手で改良された生物はロクなもんじゃありません。暴れだして殺してでも止めなくては、となると「こいつには金がかかってる~」だの「どれだけの時間をかけたと思ってるんだ」だの言い出す『ジョーズ3』の社長のようなやつが必ずいます。(あれもテーマパーク映画でしたね)
こんな生物を生み出した人間の傲慢さ がありありと出てますね。
オーウェンとラプトル
クリス・ブラッド演じるオーウェンとヴェロキラプトルとの友情が描かれているところは良いですね。インドミナスレックスの暴れっぷりで恐竜と人間の意思疎通なんて無理なんだ~と思わせておいてからの描写なので余計来るものがありました。このエピソードがないと締まらないし絶対に必要。
癒し系キャラたち
恐竜が大暴れしているような状況なのに、どこかのん気な兄弟二人。オマール・シーの笑顔。(私が彼のファンだからかも)オペレーターのロウリーなどナイスなキャラたちの存在に癒されました。特にオマール・シー。
●パッとしないところ
あくまで娯楽作品だと思う
恐竜たちの戦闘やCGを観ている分には面白いですが、登場人物たちのドラマは非常に薄いです。
評価を低くつけている人たちはここに突っ込んでいる人が多いと思います。個人的には人間でなく恐竜たちが主役だと思っているので彼らの暴れっぷりがみられただけで面白いと感じましたけどね。あくまで娯楽作品という印象は抜けないです。
クレアとオーウェン
クレアとオーウェンの恋愛。あれいりますか?
恋愛シーンが必要なのはわかるんですけど、もう少し上手に挟めないものか。具体的には翼竜たちを払いのけた後でキスするシーン。ここでキスする?と思った人は多くいると思います、流れを止めてしまっていました。キスしてますが、まだ完全に安全じゃないよ君たち!
クレアのドラマ
ブラス・ダラス・ハワード演じるクレア博士が恐竜たちを見世物ではなく生き物としてみるようになる過程はもう少し丁寧に描写して欲しかった。
Tレックスとインドミナスレックス
二頭の区別がつきにくいというのがあります。夜のシーンで暗いですし、めまぐるしく動くので見分けるのは難しいかも。
これから観る方は背中のトゲで見分けがつくので覚えておいてください!
簡単にまとめてみるとこんな感じです。
わりと直感的に映画を観るタイプなので個人的には楽しめました。ですがイマイチという人の気持ちもわかってしまう。娯楽作品だとわりきって観ていただければきっと楽しんでいただけるはずだと思います。
恐竜たちに会いにいこー!